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2023.12.23脳の若さをキープ!音楽で豊かなシニアライフ

「最近物忘れをするようになった」「退職後、ぼんやりすることが多くなった」など、加齢による脳の機能低下や認知症への不安や悩みを持つシニア世代の方も多いのではないでしょうか。「脳トレはいろいろやってみたけど、続かない」「脳に効果的で楽しく続けられる趣味が欲しい」といった方におすすめなのが、ピアノです。今回はピアノがもたらす脳への効果やメリット、ピアノを続ける上でのポイントについて解説します。

ピアノがもたらす脳への効果

ピアノと言えば子どもの習い事というイメージがあるかもしれませんが、実はピアノは脳に良い影響を与えるとも言われています。ピアノがもたらす脳への効果について解説します。

認知症予防&脳トレに効果的

ピアノは認知症予防や脳トレにも効果的であると言われています。ピアノをはじめとした楽器演奏は頭脳を刺激します。ピアノメーカーである「KAWAI」の資料によると、ピアノの練習で行う楽譜なしで曲を演奏できるようになる暗譜には、脳の記憶をつかさどる「海馬」を大きくする効果が期待できるとしています。ある研究によると、音楽家の「海馬」の前方部分は、専門的な音楽訓練を受けたことのない人よりも大きいという結果も報告されているそうです。

また、ピアノは指先を動かして演奏します。指先を使う作業は脳が刺激されることで血流が良くなり、認知症予防に効果があるとされています。デイサービスなどで塗り絵や手芸、折り紙といった指先を使うプログラムが多く設けられているのは、認知症予防や脳トレに効果があるためです。

脳の活性化

ピアノの「楽譜を見る」「楽譜を覚える」「ピアノを弾く」「音を聴く」といった行動を通じて、脳の多くの領域が働きます。たとえば楽譜の内容は後頭葉の視覚野で処理され、側頭頭頂部と前頭前野を使って一時的な情報として覚え、頭頂葉背側経路や前頭葉運動野からの指令を受けてピアノを弾きます。

ピアノを通じて脳の多くの領域を働かせることで、脳の活性化につながり脳の機能維持や発達にも効果的であることが分かっています。

ピアノを始めるメリット

「これから始められる趣味が欲しい」と考えている方にも、ピアノはおすすめです。「成人・高齢者のピアノ学習」に関する資料でも、成人・高齢者のピアノの生徒は増加傾向にあるとしています。

シニア世代の方がこれからピアノを始めることで得られるメリットを解説します。

記憶力アップ

ピアノは前述通り、脳の記憶をつかさどる「海馬」を大きくする効果が期待できることが分かっています。名古屋大学総合保健体育科学センターによると、脳は20歳台をピークにだんだん委縮し、50歳あたりから委縮による認知機能の低下が徐々に起きると言われています。60歳台では5~10%減と特に萎縮が顕著になり、80歳台で10~20%も委縮します。委縮にともない脳の情報処理能力が低下するため物忘れや計算力障害、感情障害などが発生し、認知機能に障害が出る認知症につながります。

ピアノをシニア世代の方が始めることで記憶力のアップにつながり、加齢による脳の認知機能の低下を遅らせたり、認知症の予防につなげられたりすることが期待できます。

運動能力向上

ピアノは座って演奏するものの、指先を細かく楽譜に合わせて動かすことは一種の運動に値するとも言えるでしょう。ピアノメーカー「STEINWAY & SONS」でも、青少年や成長期の子どもが定期的にピアノを演奏することで微細運動能力が強化され、手と目の協調性が向上するとしています。さらに高齢者がピアノのレッスンを受けると、ヒト成長ホルモン(HGH)のレベルが上昇し、アンチエイジング効果が得られるという研究結果も出ています。

ピアノを続ける上でのポイント

ピアノを始めることでシニア世代の方にも多くのメリットが得られることが分かりました。ただし、ピアノの効果やメリットを得るには、ピアノのレッスンや演奏を継続しなければいけません。これからピアノを始めたい方がピアノを続ける上で覚えておきたいポイントを解説します。

ピアノを楽しむ気持ちを忘れない

ピアノを続ける上で大切なのが、ピアノを楽しむ気持ちを忘れないことです。「成人・高齢者のピアノ学習」に関する資料では、成人・高齢者の方がピアノを継続する意義として「できなくなることで自信を失いやすい時期にピアノを学ぶことで、新たな発見と挑戦により自己の進歩や向上を感じられる」「ピアノを学ぶ楽しさや充実感、弾けたときの達成感により人生の質が豊かになる」としています。

シニア世代からピアノを始めることで、ただ音楽を演奏する楽しさだけでなく、自分自身の成長や達成感、充実感といった楽しさも得られます。この楽しさを忘れずにいることが、いつまでもピアノを続ける原動力となるでしょう。

無理のない指導が受けられる場所を選ぶ

ピアノレッスンの内容や質は、指導者によって左右されます。また、幼児や児童向けのピアノレッスンと、成人・高齢者向けのピアノレッスンでは、求められるものも異なります。「シニア世代の方が自信を持てる指導法や教材を選んでいる」「うまく弾けないときに寄り添える」など、シニア世代の方のための指導を提供しているところを選べば、無理なくピアノを続けられるでしょう。

また、教室までの通いやすさや費用面もピアノを継続する上で重要なポイントです。

脳の老化を食い止めるピアノの力!
これからピアノを始めるなら「Studio Päiväkoti」

これからピアノをはじめたいシニア世代の方におすすめなのが「Studio Päiväkoti」です。Studio Päiväkotiでは、おもに大人の方を対象とした楽しいピアノレッスンを提供しています。

1レッスン30分の大人のピアノレッスンをはじめ、「高齢者音楽療法」「介護予防」といったピアノの脳科学や認知症予防効果にアプローチしたレッスンも提供しています。JR高崎線籠原駅北口から徒歩1分のアクセスしやすい立地に加え、ご自宅やグループホームなどへの出張レッスンも可能です。

レッスンは3,300円と気軽にご利用いただける料金設定でご提供しています。楽譜が全く読めない、ピアノに触ったことがない、自宅にピアノがない、という方も楽しんでいます!ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

ピアノの脳の活性化や認知症予防といった効果に加えて、ピアノを始めるメリット、楽しく続けるポイントを解説しました。ピアノは演奏を楽しめる趣味としてだけでなく、脳トレや認知症予防効果も期待できます。また、ピアノからは達成感や充実感、自身の成長なども得られます。これからもいきいきと健康的な生活を送るために、ピアノを始めてみませんか。



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